カイロプラクティックmoiti　もいち | 日記 | 温めた方がいいの！？冷やした方がいいの？迷った時は

札幌市西区のカイロプラクティック・モイチとモニです＾＾

患者さんから聞かれることが多い質問。
『この痛い所は温めた方がいいの
それとも冷やした方がいいの』

急に出た痛みなのか。
慢性的な疲労・負担の蓄積で出たものか。
熱を持っているのか。
患部だけではなく、全身の血行はどうなのか。
その方の状態によって、どちらが良いか変わります。

温める・冷やす、全く逆のアプローチ
に見えますが…共通した目的は
『血流を良くして回復を促すこと』です

そうすると、血流にのって傷ついた細胞
が治るための栄養も集まり、回復を促す
ことができるんですよ

そして、大切なのは
『どちらが痛みが和らぐ・楽に感じるか』
自分のカラダの声に耳を傾けるということです。

お風呂に入って温めてみた時、
痛みが和らぐようであればそれでOK。

温まった後、痛みが増したり、重い感じ
がしてきたら…そこからアイシングに
切り替えれば大丈夫です


冷やすのに血流が良くなる
『冷やしたら血行が悪くなるんじゃないの』
と思われるかも知れません。
患部だけを適切に冷やすと血行が良くなるんです

小さい頃、雪遊びで手が冷たくなった後、
お家に入ると逆にポカポカになった経験、
ありませんか

ゼロ度に近いもので冷やすと、血管が
ギュッと縮まるのですが…氷を外すと
一気に血管が開き血行が良くなるのです

また、痛みを感じる神経のアンテナは、
『冷たい』という刺激にも反応するため、
冷やすことで痛みが和らぐ作用がある
とも言われています。  


アイシングの仕方 
◎氷・アイスパックで冷やす
痛い所を中心にアイスパック（氷を袋に
入れ空気を抜いたもの）で冷やしましょう
冷凍庫から出した氷は、凍傷の原因に
なりやすいので、一度水で濡らしてから
利用して下さいね。
冬の時期であれば雪を袋に入れて冷やしてもOK

◎長時間冷やし過ぎない
出来れば直接肌にあて、冷やします。
※皮膚が弱い方はガーゼ等にくるんでOK
冷たい冷た痛い感覚が無くなって
きたら氷を外して休みます
冷やす時間は長くても１５分～２０分以内で。

氷を外した状態で３０分くらい休ませ、
また冷やす。というのを繰り返してください。
長時間冷やしっぱなしにすると、逆に
血流が悪くなり、凍傷を引き起こしたり
回復が遅くなるため要注意 

◎冷やすのは患部だけ
身体全体が冷え切ってしまうと、
血行が悪くなり逆効果です
特に冬は、しっかり温かい恰好をして、
痛めた所だけを冷やすように注意しましょう。

水で冷やすと、冷えるのに時間もかかり
全身が冷え切ってしまいます。
ゼロ度に近いもので冷やすのがミソ 

◎冷シップでもいいの？
消炎鎮痛剤が入った湿布であれば、
炎症・痛みを抑えるので痛みは和らぐ
と思います。

貼ると最初はスーっとしても、すぐに
人肌の温度になります。
冷やすという役割は果たしません。  


迷った時には
その内治るかな…と様子をみている内に
こじらせてしまう場合が多いです。
痛めた後のケアは早ければ早いほど
回復も早いです

どうしたら良いか迷うこともあると
思います。そんな時には気兼ねなく
ご相談ください


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
moiti伊藤でした！

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