カイロプラクティックmoiti　もいち | 日記 | 関節に水が溜まる！

札幌市西区のカイロ・モイチとモニです。
今日は『関節に水が溜まる』お話し


よく膝や肘に『水が溜まる』という
言い方をします。
僕も使うのですが、これだとまるで悪い
ものが溜まっている感じがしますよね。

関節に水が溜まっているというのは、
『潤滑液が出てくれている』という状況
がほとんどです。

関節に負担がかかっていたり、動きが
悪くなっているから、潤滑液を出して
クッションにしたり、動きをスムーズに
したくてカラダがおこしてくれている
ありがたい反応なんです。

ただ出過ぎてしまうのも良くないし、
炎症が治ってもそのままになってしまう
と厄介になってしまう。

そして注射器で抜いてもまた出てきての繰り返し。
だってかかっている負担が減ったり、
動きがよくなったりしてない＝根本が
変わっていないのだから当たり前ですよね。


なので潤滑液の出始めで量が少ないうち
なら、人の手で関節をしっかり動かす事と
自分でもエクササイズをしてもらう事で、
必要なくなった潤滑液をカラダが吸収してくれます。

そして潤滑液を出す必要がなくなったと
分かってだんだん出さなくなっていきます。



下の左の写真は2-3日おきに何度も
水を抜いても、またその日の晩には
元通り腫れてしまい、ただ水を抜くこと
に疑問を感じて相談に来られた患者さんの肘です。

ここまでになると一度水を抜いてから、
施術をするという事を3度ほど繰り返し
たら右の写真の状態になりました。

この方は肘の手術を勧められていたの
ですが、今はすっかり普通に生活して
おられます。

原因がいろいろなので観てみないと
わかりませんが、諦める必要はないと
思って頂けたら幸いです。

そもそも『潤滑液を出してくれている』
という前向きな反応ですから、その力に
感謝して一緒に頑張れば大丈夫です。

ポイントは自分のカラダの力を認め、
信じる事なんでしょうか。

すごいんです人間のカラダって、
頑張ってるんですカラダって、
褒めてあげましょう。

エライぞカラダ、頑張ってる！


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
moiti茂一でした！


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